こうゆづ☆の【とおまわり】

令和元年12月に、ブログタイトルを変更しました。心の動くままに、とっちらかったテーマで書いています。

守護妖怪noことほぎ【the 60th】★今日のあなたへ30文字なるもの

ご訪問いただき、ありがとうございます。Kohyuzuです。皆さまは、ミレニアル世代のアメリカンドリーム【FIRE】ムーブメントをご存知でしょうか。30代、40代で早期リタイアして、その後は、悠々自適な暮らしを送るといった〈ライフスタイル〉なのだそう。ザックリいうと、リタイヤ後に必要な資産を計算して、ある一定の目標額(1億円相当)に達したら、資産の一部を投資の運用にあてて、その後は、運用利益で生活するといった夢のようなアイデアを、【経済的自立】というカタチで可能にする、人生の在り方。

誰もが考えそうなことだけど(少なくとも私は考えた)、実践するには、勇気がいりそうな、ハイリスク、ハイリターンの生活スタイル。ニュースで紹介されていたのは運用利益で、資産が40倍にも増えたというような30代のご夫婦のお話し。恐らくは、トップクラスの成功例でしょうね。

この【FIRE】というライフスタイルを目指す実践者たちは、専門性の高い職種をもつ人々で、若いうちにがむしゃらに働いて稼ぐことに専念する。そうして、目標額に達するまでの貯蓄期間の質素倹約への献身を惜しまない、ストイックな暮らしも厭わないようなイメージでした。メディアが情報操作している可能性も、大いにありますけどね。

個人的に、興味深いと思うのは、40代以降の生活が、確実に存在することを信じていて、自分が生きていることが前提の計画であるということ。〈今・現在・この瞬間〉は、確実に存在しているのだけど、未来なんてどうなるのか分からないのになーと、刹那主義の私は、思ってしまいます。

未来を明るいものとして思い描けるのなら、悲観して引きこもるよりも、ずっと健全な行動なのかもしれない。それにしても、若いときから、20年後の未来を見据えた目標・目的が己の中に確立していて、それを達成するために【自制を貫く】姿勢は、見事だなぁーと、感心してしまいました。ある意味、コツコツと…です。

時代と共に、体力勝負の作業・肉体労働的な仕事(ブルーカラー)は、どんどん敬遠されていく運命なのでしょうか。実際には、生活の根本を支えている豊かな暮らしの革命家であると思うのです。素早くスマートに稼ぐ…頭脳労働。なんだか、自分がものすごく時代錯誤な人間のように思えて、空しくなってきました。

 

それでは、気を取り直して、本日も守護妖怪noことほぎ【今日のあなたへ30文字なるもの】に、いってみよー! 

 

妖怪365 第二幕【0706】

今日のあなたへ送る【守護妖怪noことほぎ】。引き続き、妖怪の存在を近くに感じることを、意識してみてください。昨日から、〈第三幕〉がシレッと始まっています。少しずつ、日々の行動がステップアップ、発展していくイメージです。近日中に、第二幕の一覧表を掲載予定です。お楽しみに???

ラクルカード形式2です。【ビビビ…】ときた言葉から、いずれかお好きな方を、直観でお選びください。自由気ままに、妖怪たちとの交流を楽しんでみてください。

ゑ)縁は異なもの味なもの♡
ヒ)ヒステリーは、おイヤ?

👆 (ゑ)or (ヒ)より、直観でお選びください、ちなみに、選択肢の言葉に、特別な意図はないです。心が整いましたら、下方向へ〈ズズズッ〉とスクロールして、今日のあなたの【守護妖怪noことほぎ】をお受け取りくださいませ。

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(ゑ)を選んだ方… 

  🐾 はじめの一歩(先手)『優游涵泳』

  👣 二の手(後手)『立ち位置を確認する日』

【今日のあなたの守護妖怪】
  煙羅煙羅

【三の手(発展)】
  原風景を味わう日。お世話になった人に連絡してみましょう。または、童心にかえって遊びましょう。

   

(ヒ)を選んだ方… 

  🐾 はじめの一歩(先手)『馬脚をあらわす』

  👣 二の手(後手)『偽りなき日』

【今日のあなたの守護妖怪】
  雲外鏡

【三の手(発展)】
  ダークな自分を認める日。自分の嫌なところを6つ書き出した後「嫌な私も自分の一部」と唱えてみましょう。

 

今日の【守護妖怪】たちは、全く別の世界観をもつ妖怪です。ゑ)煙羅煙羅は、煙が立ち上っていく現象を妖怪に見立てたもので、心に余裕があるときにみえてくるような、ある意味、メルヘンチックで穏やかな気持ちを取り戻させてくれる妖怪です。

一方、ヒ)雲外鏡は、自分の中のどろどろした部分、危うくダークな部分にむきあうことを否が応でも要求してくる妖怪です。鏡に移った自分の顔が〈悪魔や鬼〉にみえるといった伝承は、どこかで聞いたことがあるのではないでしょうか。

こういった伝承は、悪いことをすると、〈鬼が出るぞ、蛇が出るぞ〉と脅されたり、〈臍をとられる、鼻が延びる〉というような、いかにもありそうなおっかない話を聞かされたり…子どもの頃に、大人から与えられた【罰】の世界と通じるものがあります。

私は、怪談やホラーは好きですが、今でも、丑三つ時に鏡をみるときは、ドキドキします。なにかとてつもなく怖いものと出会えるかもしれない…という、淡い期待も交じりながら、怖いもの見たさの恐怖です。

悪いことは悪い。けれど、人は誰しも、ひとつやふたつ、自分だけが認識している腹黒い自分というのは、必ず存在しています。そういった部分に、意識的にふれて、自分の感情を向き合うことで、少しずつ、人は成長していくのです。よい部分だけではなく、悪の部分も受け入れることで、自分らしくいられる…そのようなことを思い起こさせてくれる頼もしい妖怪です。

 

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今日の創作妖怪:妖怪 ほっとけんこう

病院が苦手。どんなに体調が悪くても、絶対に自力で治すと言い張り、医者にかかることや薬をのむことを断固拒否する妖怪。過去に、病院への不信感が募ったまま、大事な家族を亡くした人に憑きやすいといわれている。

普段はとても、優しく温厚な人柄なのに、【医者】という単語を聞いただけで、過剰に反応し、批判する。人が変わったようになるため、周りは、ますますその人を病院に連れていきたがり、放っておけない。【ほっとけ】ない。当人は、病気を放置したまま、そっとしておいてくれ、【ほっとけ】…というため、いつまでも平行線である。

ある人いわく、8割方手術をすれば治ると聞いていた症例で、手術は成功したと聞いていたのに、最終的には、容態が急変し、退院することなく、亡くなってしまった。まだ、40代半ばであった亡き妻を想うとき、とても医療行為を信用する気になれないのだという。きちんとした説明がないままに、病院側とは決裂してしまった例である。

 

 〈妖怪noつぶやき〉

あーぁ、そうだよな。やっぱさ、自分の愛する人を、突然失うと、悲しみの行き場がなくなって、一番身近な医療従事者にあたってしまうよな。悲しみを怒りに変換することで、何とか生きようという気持ちになったくるんだろうな。

みんながみんな、病院嫌いに理由があるとは限らないよね。なんとなく、病院を敬遠したくなるような気持ちはわかるなぁ。今は、清潔感のあるホテルのような病院も増えたけれど、昭和の時代は、街の診療所なんかは、結構、独特な薬品の匂いがしてたっけ。

でもさ、自分にとっては整合性のとれた理屈があって、例え、それが真実であったとしても、他人から見たら、「あいつ変わってるよな」と、単なる頑なな〈変人〉のように、みられてしまう場合もあるから、気をつけたほうがいいよ。健康については、気合だけでは、どうにもならないシビアな病もあるからさ。それでも、嫌だって?ふんっ、それじゃ好きにしなよ。妖怪の俺たちだって、限界さ。

【攻撃力:★★★☆☆  守備力:★★★★☆ スキル:病院きらい・悲しみ・怒り】

 

うぅ…。これからの時代、ますます、人の平均余命は長くなる。そうしてまた、健康寿命も、比例的に延びていくのかもしれない。今後も、のような人たちは一定数、必ず出てくるんだろうなー。

本当に、ほっとかれていいものと、ほっとくのは忍びないものとあるので、積極的に寿命を全うする意志のある人は、どうか、【妖怪 ほっとけんこう】のようにならないでくださいね。

人の生き様を語るとき、どうしてたって【死】を意識せざるをえず、覚悟のような思いも、一緒に想起してしまう。この一連の流れの先には、やはり【安楽死】に対する想いのようなものも、投影されてくるであろうと思われます。避けては通れない問題ではあるので、この機会に、現時点での自分の意志を、静かに問うてみる時間を意識的につくってみると、よいのかもしれません。

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

 

Kohyuzu(こうゆづ☆)