こうゆづ☆の【とおまわり】

令和元年12月に、ブログタイトルを変更しました。心の動くままに、とっちらかったテーマで書いています。

わたしが〈妖怪noことほぎ:30文字なるもの〉をはじめたワケ

ご訪問いただき、ありがとうございます。Kohyuzuです。今日は、妖怪noことほぎの原点に戻り、振り返りをしてみたいと思います。おつきあいいただけると嬉しいです。

 

妖怪noことほぎ第一幕

【妖怪noことほぎ第一幕】を開始したのが、GW連休明けの5/8でした。そこから、約2ヶ月毎日更新を続けてきました。第一幕は、妖怪の伝承を中心に発信しましたが、第二幕をスタートするにあたって、どういう形で継続するか、迷いました。

日本に存在する妖怪は、たくさんあります。地方だけに留まるものから、全国に伝わっているものまで、実に、ものすごい数です。当初は、水木しげるさんの図鑑に掲載されている妖怪全てを調べてみるつもりでした。その数、実に1,0000以上にのぼります。毎日更新を続けて約3年間。率直に、厳しいかな…と思いました。

私は、妖怪が好きです。古典も好きです。史実に基づく資料を探すのは、とても楽しい。だから、今後も、楽しいが続く限りは、内なる好奇心を満たすために、妖怪との対話は続けていくと思います。ただ、それが、ブログという場所である必然性は、ないのかも…と感じるようになりました。

それでも、せっかく妖怪が、ユニークで高尚なメッセージを届けてくれているのに、それを実践の場で活用しないのは、もったいない!歴史的な探求も楽しいけれど、妖怪の性質・本質により迫るようなやり方はないだろうか…と考えたのです。非常に限定された数の妖怪であれば、ある程度のフォローは可能だし、より深くコミットすることができるかもしれない。よし、やってみよう!

 

守護妖怪noことほぎ第二幕

こうして、始めたのが【守護妖怪noことほぎ第二幕】です。オラクルカードの形式で試験的に始めてみましたが、素直に、妖怪のパワーは、すごい!と感じています。江戸時代に庶民に広がっていった妖怪たちは、図画した分かりやすさが手伝って、本物さながらに、より人間が作り出した妖怪の世界観を強調するものになっていきました。

もともと、妖怪には、人間がある物事にじっくりと向き合うのを避けたり、不安や恐怖から逃げたり、どちらかというと、人間という生物の〈負の要素〉に着目した伝承が、多く残されています。ですから、当然のごとく、教訓めいた教えが非常に色濃く残っています。

現代の日本は、物質的な欲望は、ほぼほぼ満たされる世の中になりました。団塊Jr.の親の世代までの人生の目標、よりどころは、日本の物質的豊かさを推進することにおかれていたように思います。国家の豊かさありきの時代、自分がどうしたいかという、個の願望に着目するような時代ではなかった。

けれど、21世紀は、自分がしたいことを自由に選び取り、個性を尊重し、最初から自己実現のための道だけをみつめて、スタートすることができる時代になりました。その根源には、精神的な豊かさを追求し続ける姿勢が、付加されたのだと思います。

人間という生物が進化をするためには、他の生物の追従を許さない部分、つまり高次の脳【考える葦】という側面を強化することが、必然であったのだろうと、個人的には考えています。よくよく考えて、道具を開発し、法を整備し、人間中心の社会を大規模につくりあげた。地球は、人間より、はるかに身体能力が高く、適応能力が優れていそうな巨大生物〈恐竜〉が絶滅するなど、思いもよらなかったのではないでしょうか。

そう、なにが言いたいのかというと、精神面を鍛えるために、妖怪の教訓は非常にパワフルな力を発揮するということです。他の誰でもない自分〈個〉というものを意識して、自分がなりたい自分になるために、どう進んでいけばよいのだろう…こういった、迷いを妖怪たちは、しっかりキャッチして、前に進むためのヒントを与えてくれます。

 

f:id:hirameki_99:20190708230123j:image

 

不易妖怪noことほぎ第三幕

著名人の言葉の本は、数多く出版されています。ベストセラーになるほど、人々が惹かれる理由は、大きなことを成し遂げた〈実績〉があるからだと思います。自分がそういった人に、少しでも近づくためには、実績のある人から学ぼうとする。向上心・志の高さを象徴するような…至極、まっとうな思考回路。

けれども、私にとっては、もっと身近な人からの言葉、直接向き合って受け取る言葉の方が、何億倍も価値のある実践的な言葉です。子どもの言葉から、親がハッと気づかされて学ぶという感覚に、近いのではないかと思います。

日常で耳を澄ませていれば、案外、著名人と似たようなことを、話す人はたくさんいることにも気づくことでしょう。要は、言葉や机上の空論、考えているだけでは、動かない。変わらない。行動が伴って、はじめて実績を残し、変化を実感できるのです。

よって、7/5からスタートした第三幕【不易妖怪noことほぎ】は、実際に行動しなければ、なにも変わらないことを教訓にしたメッセージを、発展編というかたちで、お届けしていくことにしました。

妖怪から、一方的に、宿題を突きつけられるので、今の自分には関係ないとか、意味がないとか、そういう風に感じやすいかもしれません。けれど、小さなことだから、日常生活に即した些細な事柄だからこそ、自分の核(原点)にコミットできるチャンスだとも、いえるのではないかと思います。

当ブログへご訪問いただいている方は、妖怪との交流を楽しみにしている方だとお見受けします。ぜひ、妖怪たちからの教えを実践して、基本的な姿勢に立ち返り、ニュートラルな自分に戻るきっかけにしていただけると、嬉しいです。

 

長々と書いてしまいました。最後までお読みいただき、ありがとうございます。

 

Kohyuzu(こうゆづ☆)

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

〈参考までに:現在進行中の課題〉 

第三幕のメッセージは、今週(7日間有効)の【不易妖怪noことほぎ】として、お届けしていきます。じっくりと1週間かけて、妖怪の声に耳を澄まして、課題に向き合ってみてください。きっと、今まで気づかなかった世界が、開けてくると思います。

週に1回、月曜日0時頃に配信していく予定です。よろしくお願いいたします。

 

妖怪365第三幕〈7/8~14の妖怪Lineup:4択〉

今週のあなたへ送る【不易妖怪noことほぎ】。〈第三幕:三の手(発展編)〉始まりました。妖怪から繰り出される課題をクリアすることを意識して、一週間を過ごしてみてください。日々の行動を注意深く観察することで、物事の本質をとらえる見方が、徐々に発展していくイメージです。

  1. 年神(トシドンとも)
    時間を無理にコントロールしようとせずに、身を任せてみましょう。瞬間、瞬間の喜びを感じるのです。
  2. 付喪神
    新しいものと古いものを融合した〈豊かさ〉について、あなたの考えをまとめ、記録してみましょう。
  3. ヒダル神
    1週間の食事の献立を書き出してみましょう。間食や運動についても、記録してみましょう。
  4. 沓頬(くつつら)
    シンプルな行動、言葉を選ぶことを意識しましょう。他人の眼より、自分の判断を信じましょう。

自分にとって、取り組みやすい課題もあれば、難しそうな課題もあると思います。それでも、自分で選択したものが、あなたに、今、必要な視点です。

信じるも、信じないもあなた次第。行動するも、行動しないもあなた次第。そう、選択するも、選択しないもあなた次第なのです。

選択したあとの、行動をどうするか、それも、あなたが選択の鍵を握っています。人生は選択の連続です。そして、選択に瞬発力があればあるほど、面白いほど人生は変わっていきます。ぜひ、その体験、人生の躍動を、妖怪と共に感じてみましょう。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー