こうゆづ☆の【とおまわり】

令和元年12月に、ブログタイトルを変更しました。心の動くままに、とっちらかったテーマで書いています。

妖怪noことほぎ【今日と明日の30文字なるもの】Day5-6

Kohyuzuです。今日は、まさに今日の妖怪【累】の言わんとしていることに、直面しました。例え、外部からの衝撃で、自分の心が砕け散ったと感じた出来事に遭遇したとしても、それは、ある側面、別の角度から見れば、アホみたいに、どうでもよい出来事なのです。

要は、自分自身が、傷つけられたと被害者ヅラしているだけ。きわめて主観的な、受け手側の問題であることに、ハッと気づいた瞬間がありました。私の内側の感覚が、不用意に心をバラバラにされたと、認識したわけです。まさに、私の中に答えはありました。まぁ、抽象的すぎて、なにいってんだか、わからないですね…。

さて、気分をあらたに、妖怪がおくる【今日と明日の30文字なるもの】に、いってみよー!

 

【0512】今日の妖怪365

累(かさね):天網恢恢疎にして漏らさず 
《はじめの一歩》公明正大な行動を意識すること。答えは、あなたの内側にあります。

 

【0513】明日の妖怪365

琴古主(ことふるぬし):気韻生動
《はじめの一歩》古くても愛着を感じる物事に光をあて、悠久の時を感じてみましょう。

 

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【累】といえば、漫画を思い出す。私は冒頭の1巻だけ、読んでみたけれど、結論は知らない。映画化もされており、人気のある作品のようだ。最終的には、主人公の二人は、報われたのだろうか。ハッピーエンドが好きな私は、最後に希望を感じられない作品は、ほとんど見ることがない。途中経過で、どんなに不幸のどん底に落ちたとしても、最終的には、一筋の光がみえる終わりであってほしいのだ。

【累】という漢字は、読みどおりの『かさねる・かさなる』という意味だけでなく、『しばる・つなぐ・わずらわす・しきりに』などの意味もあるようだ。田は、ムが3つ重なって『小さく取り囲む』、糸は『より糸』の象形で、そこから【糸を積み重ねる】といった意味がうまれたのだという。積み重なることが、回数を経ることで、『しきりに』や『わずらわす』のようなイメージに転じるのだ。文字の成り立ちをすこし知るだけで、【累】を含む単語、例えば、累進課税、累積、累犯といったような言葉の意味が、とても分かりやすく感じられるのが、面白い。

漫画の中では、主人公が【紅を重ねる】場面を、象徴的なシーンとして、繰り返し登場させることで、【累】の意味を鮮やかに表現しているのだろう。

 

日常でも、同じような事象が積み重なって、自分の身の回りで繰り返し起こるとき、あなたの内側にも【累】の精神が根づいてしまっているのかもしれません。ループの繰り返しの中で生き続けるのか、思い切って露わにしてリセットし、次のステップに進むのか…それを決めるのは、あなたです。

あーぁ、私も身につまされるな。きれいさっぱり…と、いきたいところだ。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

 

Kohyuzu(こうゆづ☆)