こうゆづ☆の【とおまわり】

令和元年12月に、ブログタイトルを変更しました。心の動くままに、とっちらかったテーマで書いています。

ウンチのおはなし② おイヌさまのおシモにまつわるエピソード

ご訪問ありがとうございます。Kohyuzuです。いやはや、失礼しました。前回の記事、読み返すと、熱すぎますよね。松〇修〇氏みたく、激熱で、ウンチを語ってます。でも、重要だからイイんです…と、思い込むことにしました。さて、今回も、前回に引き続き、【ウンチ】のおはなしです。どれだけ、ウンチが好きなんだ! (´ー`*)ウンウン…と頷きながら、あたたかい眼で見守っていただけると幸いです。

登場する犬、〈ボン〉と〈タマコ〉を知らない方は、よろしければ、こちらの過去記事をご覧くださいませ👇

 

犬たち(ボン&タマコ)の排泄にまつわる習慣

犬たちと生活していると、排泄が非常に、規則的であることに気づく。少なくとも〈ボン〉と〈タマコ〉は、幼少期から朝晩2回の散歩で、必ず1回は便を排泄する。つまり、1日1-2回は、排便する。この規則正しさが、普通の状態。これより、多くても少なくも、何らかの理由、原因があると推測する。

犬が散歩中に、草を食べたがる傾向が強いときは、一般的には、胃腸の調子がよくない指標になると言われている。しかし、〈ボン〉は幼少期から、比較的、草を食べたがる傾向が強かったように思う。散歩のたびに、『ウシか、ウマか、ボンか!』という具合に、草食動物のごとく草をはむはむはむ。

また、〈ボン〉は、犬が好むという【イネ科の植物】をしっかり選びとる。私には見分けのつかないような似たような草を、見事に選別する。新緑薫る5月は、やわらかくて香りが鮮烈な若草が好き。硬くて枯れた草は、冬にしか食べない。案外、グルメである。

そうして、また〈ボン〉は、【新ビオフェルミン®S錠】が、とても好きだ。かれこれ7年もの間、毎朝ポリポリと食べ続けている。〈タマコ〉は、当初、無関心だったのだが、ボンから遅れること4年、3年前にデビューした。

自ら、整腸するために食べているのか、単に味が好みなのか、硬いものを噛みたいのか、わからない。だが、あまりにも目をキラキラ煌めかせて、にじり寄り、脅迫めいた要求をするものだから、今では、すっかり【習慣化】してしまった。どんなに食欲がなくても、ビオフェルミンだけは手放せない。きっと、ビオフェルミンを積極的に欲しがる間は、彼らの生命は輝き続けるのだろうと、私は信じている。

4月はウンチ月間、おむつ生活突入へ

胃腸が弱いといわれる犬種だが、幸運なことに、2頭は大きなトラブルなく、シニアに突入した。便性状も排便回数も、ドッグフードが主食であったときには、非常に安定してたので、恐らく体質にあっていたのだろう。〈ボン〉が腎臓疾患を発症する前は、数年前に、〈タマコ〉がカンピロバクター・ウイルスに2回、感染したくらい。それほど、胃腸トラブルとは、無縁の生活を送ってきた。

だが、今では2頭揃って、夜間はオムツ生活だ。その時は、唐突にやってきた。忘れもしない、先月【4/2】。日中、5時間ほど外出し、自宅へ戻ると、リビングが酸っぱい臭いで満たされていた。ソォーッと開けた犬部屋の扉の向こうに、〈ボン〉は何事もなかったように鎮座していた。ウンチまみれの部屋とは対照的に、〈ボン〉の身体はきれいで、両前脚と肛門周囲だけが、汚れていた。不思議と〈タマコ〉は、無傷であった。

その時のウンチの性状は、特別、緩いわけではない、普通の固形便。時間の経過と共に、ウンチ特有の悪臭を放っただけで、ウンチ自体の臭いも、特別に酷くはない。その事実が、かえって、私の不安をあおった。今までは、我慢できていたものが、できなくなってしまったのではないか…と。

そうして、【4/5の丑三つ時】〈ボン〉は、【てんかん発作】を起こした。4ヶ月ぶりの夜間発作。便失禁は、その前兆であったのだろう。4月はとかく、【ウンチ月間】であった。とにかく、ウンチばかり垂れ流していた。ウンチスタイルをとる間もなく、本人の意思とは無関係に出るといった具合であった。要因は、複数考えられるのだが、【リンの吸着剤】の使用を開始したことが大きいと思われる。そして、私の予期不安もあながち、的外れとはいえない部分もありそうだ。

現在のオムツの役目は、主に、【尿失禁対策】である。ウンチは、尻尾の下に肛門があるが故に、大部分は、オムツからもれる。固形便であれば、運よくキャッチできるが、最近では、未消化の泥状~液状便のときに、失禁するため、ほぼ、無傷ではいられない。ボン〈ボン〉と〈タマコ〉の場合は、マナーベルトタイプより、おむつタイプの方が落ち着くようだ。

基本的に、おむつを嫌がらない。すでに、【寝る前にはつけるもの】だと、認識しているような顔つきで待っている。素晴らしい適応能力だと感心する。ただ、履かせるときにモタモタと手間取っていると、すごい眼で、「まーだ?」と訴えてくる。これが、結構なプレッシャーなのである。


f:id:hirameki_99:20190511235132j:image

排便って、どのように起こるの?

以下は、一般的な【排便の流れ】である。参考までに、よかったらどうぞ。

  1. 胃と小腸で消化吸収されなかった、体内に不要なもの(食物繊維や腸内細菌など)が、大腸下部の下行結腸・S状結腸に【貯留】する。
  2. 口から取り入れた食物が胃壁を刺激すると、【胃・結腸反射】が起こり、横行結腸からS状結腸が、激しく蠕動運動を開始する。
  3. 結腸から直腸内に便が送られ、直腸壁を刺激すると、骨盤神経から様々な経路を経て、大脳に信号が伝わることで、【便意】がおこる。
  4. 【 交感神経<副交感神経(優位)】により、排便反射が活性すると、直腸の蠕動運動が促進される。
  5. 排便スタイルをとることで、【腹腔内圧が高まる】と、内肛門括約筋が弛緩すると同時に、外肛門括約筋が収縮。
  6. 肛門より、便が排出される。「でたー!すっきり。」

ちなみに、ウンチの性状を感知するセンサーが、肛門上部に備わっているとされており、《 おなら・固形便・液状便 》の性状の違いを識別するといわれている。液状便の場合は、排便反射をつよく刺激するため、排便スタイルに関わらず、強制排出される仕組みになっているらしい。我慢できるのは、せいぜい60秒程度である。つまり、4月の〈ボン〉は、まさに、この反射が異常に亢進した状態であった訳である。この状態が、明らかに続く場合には、今度は、水分の保持と体重の維持をどうするか…という、新たな課題が浮上してくる。

ブリストルスケール

(排便ナビのHPより、お借りしました。)

便ã®å½¢ã¯å¤§è¸ã移åããæéã¨é¢ä¿ãã¦ãããè¸ã®ä¸­ãæ©ãæµããã¨ä¸ç¢ã«ãªã è¸ã®ä¸­ããã£ããé²ãã¨åºã便ã«ãªã æ¶å管ã®ééæéï¼é常ã«éãï¼ç´100æéï¼ï½é常ã«æ©ãï¼ç´10æéï¼ 1.ã³ã­ã³ã­ä¾¿ 2.硬ã便 3.ãã硬ã便 4.æ®é便 5.ããè»ããã便 6.æ³¥ç¶ä¾¿ 7.æ°´æ§ä¾¿

 

スケールは、とてもわかりやすいので、ぜひ、便性状を正確に相手に伝えるための指標として、参考にしてください。

我が家の犬たちは、【活性炭】を食事に混ぜて摂取しているため、ウンチの色は基本的に、黒色である。薬剤を使っている場合、ウンチには、如実に影響が現れる場合が多い。そのため、新しい薬剤を飲み始めてから最初の1週間、トータルで1ヶ月間くらいは、意識的に、ウンチを観察することが体調変化を見逃さないポイント。飲み始めは、なんともなくても、継続使用による影響が出てくる場合もあるため、注意しておく必要がある。

5月現在、犬たちのウンチ事情

現在の状況は、4月の予断を許さないウンチ事情とは、変わってきているため、私自身の時間もとれるようになってきました。4月の状態が続いていたら、かなり疲弊するところでした。とはいえ、いつまた状況が変化してもおかしくないですが…。

それにしても、自分の健康以上に、おイヌ様の体調変化に、過敏に反応する私。我が子の成長を見守る親の気持ちって、こんな感じなんだろうなーと、想像してみる。まぁ、イヌと子どもを天秤にかけるのは、どうかと思うが、室内で暮らしているイヌは、家族同然、同じ空間で同じ時を過ごすからなぁ。【愛着もひとしお】といったところか!

今回のウンチ騒動で、ひとつ、我ながら驚いたこと。それは、ウンチの後始末そのものは、なんとも思わないということ。粛々と片づけるのみ。相方は、かなり…相当、嫌がっていたので、こればかりは、私、医療従事者として、自然、身についた【介護力】なのだと自画自賛です。

どんだけ、ウンチが好きなんだ!!!汚くないです。大切な排泄物ですもの♡

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

 

Kohyuzu(こうゆづ☆)