目が覚めたクリエイティブ・ライティング講座
ブログを始めようと決意した理由。
話は、半年ほど前にさかのぼる。
ネットサーフィン中に、「これだ!」と即決で申込みをしたのが、作家の小野美由紀さん主催のクリエイティブ・ライティング講座。書くことと無縁の生活を送ってきた私にとっては、なかなかのチャレンジ。だが、シビれるほどのワクワク感は、唐突にやってきた。いま、改めて振り返ると、かなり特異な行動のように思う。
しかし、この勢いそのままの行動には、大きな意味があったのだ。
申込み直前に、偶然、記憶した言葉。
【12、13歳のときに熱中していたこと・好きだったことは、身につきやすく、得意なことになりやすい。しかも、やり続けることができる】
このようなニュアンスの言葉だったように思う。これといった趣味も特技もないうえ、飽きっぽい私にとっては、至極、耽美で魅惑的なささやき。私の単純な思考回路を刺激するには、十分すぎるほどであった。
かくして、講座では、申込みの勢いそのままに、書くことに集中した。8時間におよぶ講座の締めは、自由なテーマで書くこと。他の受講生のテーマが決まるなか、ノープランで挑んだ私はテーマが全く決まらない。書きたいものも特にない。エッセイと小説…そのジャンルの違いさえも曖昧で分かっていなかった。
それでも、とても優秀で熱心なファシリテーター美由紀さんの助言を得て、テーマが絞られ、自然と構想がまとまっていった。
書き始めると、近年、稀にみる高揚と創作の熱が、心を満たした。水を得た魚のごとく、言葉が次から次へとあふれてくる。浮かぶ言葉を無理にまとめようとしなかったのも、幸いしたのだろう。普段から意識していたのか、無意識なのか…???びっくりするほど、自分の日常とかけ離れた言葉が紡ぎだされていく。
なんだこれ。なんだこれ。
12、13歳の頃、好きだったことのひとつ、書くこと。それは確かに、私の中に今もなお存在していた。まだ、柔らかく、伸びやかな性質そのままに、ずっとそこに在った。なんらかの形で、言葉を書き続けること。それは、私が童心にかえって、苦もなく集中力を発揮できる、歓喜あふれる時間なのだと理解した。
そんなこんなで、調子にのって、世の中の流れにのって、ブログを書いてみようと決意したのであった。
小野美由紀さんのクリエイティブ・ライティング講座。書くことが好きな方はもちろん、そうでない方にもおススメです。前半は、身体を動かすことに特化しているので、運動不足の方にもイイ感じです。きっと、たくさんのギフトがあなたに用意されていますよ。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
Kohyuzu(こうゆづ☆)