こうゆづ☆の【とおまわり】

令和元年12月に、ブログタイトルを変更しました。心の動くままに、とっちらかったテーマで書いています。

不易妖怪noことほぎ【the 69th】★今週のあなたへ30文字なるもの

ご訪問いただき、ありがとうございます。Kohyuzuです。ツクツクボウシやヒグラシの蝉の声が一段と、耳に届くようになってきました。立秋とは名ばかりだと思っていましたが、夏の名残を惜しむような蝉たちに、秋の季節がすぐそこまでやって来ていることを、教えてもらっていると思うと、気持ちが自然とほころんできます。

一方、アマゾンの熱帯雨林では、大規模な火災が発生。観測史上、記録的なペースで地域住民の環境を脅かしています。日本も、いまや温暖な暮らしやすい気候とは言えず、地球の温暖化をヒシヒシと肌で感じている今日、最低でも20%以上の酸素の供給源であるとされる今回の森林火災は、地球規模での環境への影響が懸念されています。

人知を超えた、あるいは、過剰な伐採という人工的に作り出された【大地の怒り】とも、受けとれそうな大規模火災。けれども、熱帯雨林においては、劫火による破壊も、再び大地を森林で覆いつくして復活するための、通過儀礼である可能性も秘めています。もちろん、今もなお、森林が【健全である】ことが前提です。焼き尽くされるのは、森林だけでなく、アマゾンで暮らす動物の生命をも奪っていきます。

私は、ニュースで現地の映像に触れた瞬間、田村由美さんの漫画、7SEEDS コミック 全1-35巻 セットを思い出しました。人間のたくましさ、図太さ、浅ましさ、身勝手さ…そのような単語が浮かんできました。最近では、山を下りて、民家に現れるクマをはじめとする動物たちのニュースも気がかりです。

はたまた、首都圏に立ち並ぶ高層ビルをみあげては、このような箱ばかりを作り続けて、一体、どうするのだろう…、本当に必要なものなのだろうかと、激しい怒りを感じます。東京都において、23区以外は、ゴーストタウン化するという未来構想も、決して的外れの根拠のない予測ではなく、近い未来の【リアル】であると思うのです。

形骸化して朽ち果てていく空き家、持ち主を失った森林を、見て見ぬふりしてこのまま放置し続けるのでしょうか。排出し放題のゴミ、民営化する水道、臭いものに蓋をし続けてきたツケが回ってきている…。と、キリがない、極めて個人的、不毛な戯言です。

国を、誰かを、責める暇があったら、自分にできることを、コツコツとやっていこ!

さて、本題へ。妖怪noことほぎ★第三幕の発展編、7週間が経過しました。今週のメッセージ、8/26~9/1まで7日間有効の【不易妖怪noことほぎ】をお届けしていきます。じっくりと1週間かけて、妖怪の声に耳を澄まして、その教えを胸に行動してみてください。残暑厳しいですが、夏といえば、怪談!妖怪は主役のときです。ぜひ、妖怪たちとの対話を楽しんで、活き活きとした一週間をお過ごしください。

週に1回、月曜日0時頃に配信していく予定です。引き続き、おつき合いいただけますと、嬉しいです。よろしくお願いいたします。

犬好きの方は、こちらもどうぞ!👉 バセンジーだもの★唯我独尊の犬との暮らし

それでは、本日も、不易妖怪noことほぎ【今週のあなたへ30文字なるもの】に、いってみよー!  

妖怪365 第三幕【0826〜0901】

今週のあなたへ送る【不易妖怪noことほぎ】。〈第三幕〉の8週目です。妖怪から繰り出される課題をクリアすることを意識して、一週間を過ごしてみてください。日々の行動を注意深く観察することで、物事の本質をとらえる見方が、徐々に発展していくイメージです。

毎日わずか5-10分の行動を意識して、実践するだけでも、必ず変わっていきます。より具体的にイメージして、イメージをつかみとる訓練を続けてみてください。

今週は、オラクルカード形式4択です。【ビビビ…】ときた言葉から、お好きなものを、直観でお選びください。いくつかを選んで、仕事・恋愛・人間関係・レジャー運など、好きなように、あてはめて楽しんでいただいても、面白いと思います。旅するように、ノビノビと、妖怪たちとの交流を楽しんでいきましょう。

シ)しっぽり呑みたい気分♬
ズ)ずっと、好きだよ♡
カ)かったるい話やなぁ。
サ)さっぱり分からないっ!

👆 (シ)or (ズ)or (カ)or (サ)から、直観でお選びください、ちなみに、選択肢の言葉に、特別な意図はないです。心が整いましたら、下方向へ〈ズズズッ〉とスクロールして、今週のあなたの【不易妖怪noことほぎ】をお受け取りくださいませ。

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(シ)を選んだ方… 

  🐾 はじめの一歩(先手)『気韻生動』

  👣 二の手(後手)『芸事に親しむ日』

【今週のあなたの不易妖怪】
  琴古主

【三の手(発展)】
 日常をデザインしましょう。アイデアを文字とともに、絵や図表で書き留めることを意識してみてください。

   

(ズ)を選んだ方… 

  🐾 はじめの一歩(先手)『人を呪わば穴ふたつ』

  👣 二の手(後手)『選択を信じる日』

【今週のあなたの不易妖怪】
  人形神(ひんながみ)

【三の手(発展)】
  周囲がどうであれ、粛々と自分にできることを、自分を信じてやり続けてみましょう。諦めないことです。

  

(カ)を選んだ方… 

  🐾 はじめの一歩(先手)『親しき中にも礼儀あり』

  👣 二の手(後手)『ミクロの視点をもつ日』

【今週のあなたの不易妖怪】
  コロボックル

【三の手(発展)】
  触れたことのないジャンルの本を読んでみましょう。感想を3人以上の人に伝えて、本を勧めてください。

 

(サ)を選んだ方… 

  🐾 はじめの一歩(先手)『神は正直者の頭に宿る』

  👣 二の手(後手)『違う道を映像する日』

【今週のあなたの不易妖怪】
  マヨヒガ

【三の手(発展)】
  見慣れた町の風景を切り取って、写真や絵画に残し、誰かとシェアしてみましょう。新たな発見があるとイイですね。

 

今週の【不易妖怪】たちのラインナップ、いかがでしょうか。自分にとって、取り組みやすい課題もあれば、難しく感じる課題もあると思います。それでも、自分で選択したものが、あなたに、今、必要な視点です。

たとえそれが、偶然選択したもの、直観にしたがって選んだもの、あるいは、初めて当ブログへ辿りついて、何の気なしに選んだものであったとしても、【選択した】という行為その行動に〈無意識〉が導いている、なんらかのメッセージがあるのだ、ということです。まずは、偶然を信じるところから始めましょう。

信じるも、信じないもあなた次第。行動するも、行動しないもあなた次第。そう、選択するも、選択しないもあなた次第なのです。

選択したあとの、行動をどうするか、それも、あなたが選択の鍵を握っています。人生は選択の連続です。そして、選択に瞬発力があればあるほど、面白いほど人生は変わっていきます。まず、始めることに意義がある。その先に結果があります。

妖怪は、常にあなたの側にいて、語りかけています。ぜひ、その声に耳を傾けて、妖怪との時間を楽しんでみてください。クリエイティブな一週間を!

  

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今日の創作妖怪:妖怪 みず底ナシ  

海、湖畔、川辺などの近くで物思いにふけっていると、意思に反して、水の中に入っていくよう誘う妖怪。また、近年は、天候の急変、ゲリラ雷雨、雷、台風時に、屋外にいる人へ声をかけ、安全からは程遠い危険な場所に誘導するよう仕向けて、手引きをするなど、街中にも出現する報告がなされているのだという。一瞬の判断が命取りになるような状況下で、不自然な行動を起こす事例は、【妖怪 みず底ナシ】との関連を疑うのが賢明だ。

夏場の海難事故は、【妖怪 みず底ナシ】との関連があることが、分かってきた。また、不慮の事故で水に落ちてしまった者を、親切心で必死に助けようとする心優しき者に対しても、非冷・非情な姿勢を貫く妖怪である。「運が悪かった…」で済ませるのは、あまりにも、むごい仕打ちである。早急な対応が求められる。

水は、感情と深い関係があることが分かっているため、水辺では、妖怪に見透かされるような強い感情(妬み・恨み・嫉み・悲しみ・怒り)を、抱かないことが肝要である。激しく燃え上がったり、深く沈んだり…という、心の振れ幅を感知し、妖怪は揺さぶりをかけてくる。同じような気持ちをもった人間に対して、すぐさま同調・同情するらしい。 

 〈妖怪noつぶやき〉

【攻撃力:★★★★ ☆ 守備力:★★★☆☆ スキル:同調・誘う】 

私だけ、こんな目にあうのは、許せない!だから、同じような気持ちを抱いている人に近づいて、短く小さく告げるのです。「あなたは、悪くない。がんばったよ、もういいんじゃない」って。そうしたら、みんな進んで水の中に身を投じてしまいますのよ。

えっ?私がどこにいるのかって?それは、その方の正面ですわ。ほとんどの皆さまは、水に対峙して佇んでいらっしゃるのですから。だから、面とむかって声をかけて、ワタクシの方に、自然と向かってくるよう誘うのです。気が逸れたら、ワタクシの負けです。だから、独りでいる方に声をかけるようにしていますの。手引きが容易ですからね。

ジャマなんか、絶対に許さない。私だって、さみしいんですもの。こんな底なしで真っ暗なところで、ひとりでいるなんて、さみしくて、かなしくて、心がちぎれてしまいそう。あなたも、私の声が聞こえたならば、どうか、お仲間になってくださいませ。お頼み申し上げます。このとおりです。

 

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うぅ…。先週の妖怪、〈シャカゴ〉に続き、今週の妖怪〈みず底ナシ〉も、彼女たちのテリトリー内で遭遇すると、かなり高い確率で魂を奪われてしまう、とても悲し気で、恐ろしい妖怪です。どちらも、身に覚えのあるとおぼしき状況で〈命を失った〉という、前世の記憶が彼女たちの判断を鈍らせ、非情な行為へと走らせてしまうようです。

現世の私たちの良心の声を、心の底からの慈悲・慈愛をかぎとったのなら、きっと彼女たちは、車や水辺に現れることはなくなるでしょう。例え、姿を現したとしても、命を獲ることまではせずに、その場を去っていくことでしょう。

恐ろしい妖怪に出会えば出会うほど、人間という生物の根源が見透かされるようでございますね。くわばら、くわばら。

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不易妖怪noことほぎ【the 62-69th】のモノグラム

 The Humglum crawls along the ground, And never makes the slightest sound.
ムグラム ひそり地べたを 這いずりて 物音一つ 立てぬしずかさ】
 『THE UTTER ZOO ALPHABET』by Edward Gorey(1967)  訳:柴田元幸


私が大好きなエドワード・ゴーリーの絵本。中でも特に好きなのが、日本語訳で、『うろんな客』、『蒼い時』、そしてこの『まったき動物園』。今まで、気づかなかったのですが、この3作品って、すべて、ゴーリーが描き出した創作幻獣が登場するではないですか!そう、妖怪の仲間という〈くくり〉でも許されそうな幻獣たち。

意外なところで、私の無意識とつながっていたのね…と、ひとり納得した夕べでありました。

  

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

 

Kohyuzu(こうゆづ☆)