こうゆづ☆の【とおまわり】

令和元年12月に、ブログタイトルを変更しました。心の動くままに、とっちらかったテーマで書いています。

妖怪noことほぎ★今日と明日の30文字なるもの【the 17-18th】

ご訪問ありがとうございます。Kohyuzuです。今日も、暑かったですね。気温がグングン上昇すると同時に、紫外線のピリッとした、焼けつくような刺激を肌に受け、本格的なUVケアの季節に突入したことを実感しました。

イヌたちにとっては、待ちに待った♬うれしたのしあたたかし…の季節の到来です。シニアに入って、身体の体温調節機能が、衰えてきているので、体調面は、かなり外気温の影響を受けます。短毛で皮膚が透けてみえるので、よく虫に刺されます。若い頃はすぐに治った傷も、掻きむしったところが炎症を起こして、爛れやすくなっているので、夏場でも、服が欠かせません。

実家で暮らしていた犬たちは、暑さに弱い長毛種でした。穴を掘っては、土の冷たい部分に身体をピタッとくっつけ、日陰を求めて移動する…を、繰り返していたので、夏場に服を着る犬がいるなんて、想像もしていませんでした。長らく〈都会の犬は、洋服を着てオシャレだねぇ。でも、イヌは迷惑してるんだろうなっ〉と、勝手に思い込んでいました。体験してみると、疑問をもっていた事柄が、ストンと腹落ちする。この瞬間が、たまらなく楽しかったりします。

それでは、気持ちが高まってきたところで、本日も妖怪がおくる【今日と明日の30文字なるもの】へ、いってみよー!

 

【0524】今日の妖怪365

囲碁の精:一念天に通ず
《はじめの一歩》一意専心に好きなことを継続しましょう。チャンスは、ふいに、やってきます。

 

【0525】明日の妖怪365

二口女(ふたくちおんな):我田引水
《はじめの一歩》見返りを求めずに、進んで手を貸しましょう。恩義は、相手が決めることです。

 

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今日の妖怪は【囲碁の精】でした。付喪神とも、精(霊)ともいわれているようですが、江戸時代の怪談集『玉箒木(たまははき)』には、精(霊)として記されています。江戸の国(現、新宿区牛込)の円照寺付近に住んでいた男、清水昨庵は、大層、囲碁が好きだったそうです。そこに、色白と色黒の二人組の男ががあらわれて、昨庵に声をかけ、話をかわしたという。昨庵がふたりに、名前をたずねると、知白(碁石の白)・知玄(碁石の黒)とそれぞれ、名乗った途端、姿が見えなくなったとか。この出来事の後に、昨庵の囲碁の腕は、メキメキと上達して、江戸一番の名人にまで上りつめたそうな。

不思議な話ですが、なんだか現実にもありえそうな気がして、囲碁の精は、近くにいるのでは?と、期待してしまいます。他人から見れば、ただの道楽であっても、ひとつのことに専心して、熱心に打ち込む人のところには、新たな世界が開けてくるものです。そうすると、あら不思議、すぐ目の前に、一筋の道を照らす光が、ハッキリと見えてきそうではありませんか!

 

ちなみに、オフだった私は、久々に、どっぷりとタロットカードの世界に浸りました。毎日の2枚引き以外では、最近、カードに触れていなかったので、すこしカードの抵抗にあってしまいましたが…。以下は、3種類のタロットカードに、それぞれ【囲碁の精】の世界観を示してもらったものです。

 

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カードを見た瞬間、感じたこと

  • 『好き!』と、なにかに胸をときめかせて、打ち込む行為というのは、奇数(能動性)>偶数(受容性)が、優位である。
  • 唯一の偶数、OSHO禅タロットの〈Ⅷ.勇気〉の【8】という数字には、〈どっぷり浸かる・圧縮する・強固なものにする〉などの意味がある。
  • 2枚出ている【教皇】のカード。これは、学ぶこと・教えること。つまり、アウトプットとインプットを繰り返し行うことで【自分を鍛える】という意味を含む。
  • マルセイユタロットの【星】のカードには、〈自由・解放・ありのままの自分を信頼する〉などの意味があり、【希望の象徴】である。
  • トートタロットの【戦車】のカードは、〈自分のテリトリーを守り、目的のために闘う推進力が抜群である〉ことを意味する。【〇〇したい!】と感じたなら、必ず実行、挑戦するだけの価値があることを示している。
  • OSHO禅タロットの【無垢】のカードは、他種のタロットカードでは【太陽】のカードに相当する。〈達成の見通し、明るさ、関係性の統合と学び〉など、すべてのカードの中でも、上位の前向きなカード(ヤッタネ!)の象徴として、みなすことが多い。禅タロットでは、〈素直な自分、ピュアな自分を全面的に受け入れ、無垢な子どものようにあるがままの表現を楽しむ〉象徴である。

3種類のカードは、ニュアンスに相違はあるものの、根本的には同じようなことを伝えてきている。元素でみると、マルセイユと禅タロットは【土+風】、トートタロットは【土+水】の組み合わせである。つまり、

  1. 【〇〇したい!】というはじまりの(火)は、☚ 火の段階で終われば、即、消失
  2. 【これが好き!】という感情(水)あるいは、
  3. 【絶対にやる】という意志の実行(風)の媒介によって、はじめて
  4. 【現実的な成果(目に見える形)】(土)という最終結果に辿り着く

ということを示唆している。

カードは、元素ありきでみた場合には【囲碁の精】の世界観を、好き(水)を、実行して(風)、コツコツと継続した人(土)の下に現れるものだと、表現している。

 

という具合に、カードを引いた瞬間に、ザックリと感じたことだけでも、文字にすると結構な量になってしまうのだけど、脳内での閃きというのは1秒にも満たないもの。その一瞬の煌めきを言語化していくところの難しさと、おもしろさがあり、ワクワクが止まらないんだと思います。発見の連続。だけど、それはひらめきだけでは、消えてしまう。誰かに話す、表現する、例えば、いまの私のようにブログに書いてみる。ここまでやって、ようやくスタート地点、自分以外の誰かが目に見える形で認識する地に立てるのです。

そうは言っても、全てが言語化される世界でもないわけで。カードを目にした瞬間に、なんだかわからないけど、感情が一気に溢れ出して、気づいたら涙を流している…こういった時には、あえて風や土に下ろさず、ただ、自分の感情の中にいる。あえて、形にする必要はなかったりもするわけです。こうして、人は自分の得意な元素を無意識のうちに、大いに発揮しながら、生きているのかもしれませんね。

 

皆さまは、どのようなことに興味がありますか?趣味というほどのことはない…などと、謙遜する必要はありません。たとえ、他人には理解されないことでも、〈情熱を燃やすだけの価値がある!〉と、あなたが決めたのなら、それはもう、あなただけの新しい輝きを放つ世界なのですから。もしかしたら、あなたの側にも、【囲碁の精】がやってくるかもしれませんよ。その時を、ワクワクしながら、待っていようではありませんか!やっぱり、わたし、単純すぎるかしら。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

 

Kohyuzu(こうゆづ☆)